「地球の歩き方BOOKS・世界197ヵ国のふしぎな聖地&パワースポット」820冊目

とにかくコンテンツの多い本。

エジプトのギザのピラミッド、アメリカのセドナギリシャパルテノン神殿、メキシコのテオティワカンカンボジアアンコールワットバチカン、スペインのサグラダ・ファミリアブータンのタクツァン僧院、イギリスのストーンヘンジ。国内では出雲大社、熊野、屋久島。・・・旅行が生きがいの私が冒頭特集の中で行ったのはこれだけだけど、この本のごく一部で、その後のページで197ヵ国の膨大な数のパワースポットが紹介されます。

・・・パワースポットってなんだっけ?上に挙げた具体的なものは、「観光名所」だと思っていたものが多い。パワースポットと聞いてたのはセドナとピラミッドくらいかな。ただ、バチカンサグラダ・ファミリア、あるいはここに出てない国内の神社仏閣のような宗教施設に行ったときに感じた、なんともいえない清らかさ、心も体も洗われて毒が流れ出ていくような感じ。「デトックス」とはこのことですね。そういうものを感じられるのがパワースポットなのだとしたら、私はまだ、人の祈りが集まる場所でしかパワーを感じたことがないかもしれない。大昔にピラミッドの奥の部屋で写真を撮ったら、おかしな歪みがあって、「ピラミッドパワーだ!」と騒いだけど、セドナでもほかの場所でも、残念ながら何も感じなかった。とか言って、いつかまた行けたら、自分の方の状態によって、違う受け取り方になるのかもね。

なにかのマニュアルとかガイドブックとして使うというより、なかなか旅行できないこの時期に、パラパラとこの本を見て、「すごいなぁ、いつか行きたいなぁ」と思うのに最適な夢の本なのでした。