麻月りお「イケメン王子がいる水没寸前の王国で、日本語を教えることになりました!」1086冊目

日本語教師の方が書かれたとのことで、読んでみました。面白かった(笑)

ベタといえばベタな、”ふつうの私が王子様と”ストーリーだけど、水没寸前の遠い島国からのイケメン王子ってのが、なさそうでありそうで、なんとなく危機感を持って読んでしまうし、いい目の付け所だ!と思います。

日本語教師が、ちゃんと授業に来ない生徒にやきもきする感じや、志たかく、困っている生徒に頼まれるとがんばっちゃう感じも、”あるある”かもしれません。

これがデビュー作なのかな。面白いものを書かれる人だと思うので、日本語教師シリーズもっと書いてみてくれたらなーと思います。(今回の主人公の同僚とか。)

私はこの登場人物たちの親くらい(もっと上か!)なので、ああ若くて可愛い先生ならこれもあるかも、ないかも、と思いながら読みましたが、別の年代の他の先生の経験なんかも、いろいろ読んでみたいです。