2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

木下半太「悪夢のエレベーター」122

駅ナカの本屋の店頭に平積みにされていて、つい出来心で買って読んだ。 自分でひまつぶしの文庫本を買うのは、ひさびさだー。 偶然エレベータに閉じ込められた?人々が繰り広げるドタバタ劇、どんでん返しに次ぐどんでん返し、どんな人にも秘密あり、とって…

常盤文克「モノづくりのこころ」121

3部作をとうとう読み始めました。まずは1冊目を読破です。 この方の本は、 2年半も前に一冊読んだことがありました。そのときも妙に「気が合った」というか、すーっと入ってきて腑に落ちるところがあったんだけど、今回もするっと入ってきて私の中の床の間の…

マイケル・E・ポーター「競争戦略論Ⅱ」120

有名な「競争の戦略」は、じつは買っただけで読んでないので、これが初めて読んだポーター(なんと!) しかも第1章「国の競争優位」と第2章「クラスターと競争」以外はナナメ読みしただけです。 しかし、この人の書く「ダイヤモンド」っていう図はどうして…

本多孝好「FINE DAYS」119

表紙はモダンでシンプルなイラスト、一見したところ夏の海が舞台の女子中高生向けの小説のようです。 中身も、目立たないけどちょっと変わった男の子と、カンの鋭い美少女が授業をさぼって屋上でタバコを吸ってたりして、青少年小説の様相がたっぷりなのです…

今野由梨「ベンチャーに生きる」118

1969年、33歳のときに秘書代行の「ダイヤルサービス」社を創業し、その後も育児相談やセクハラホットラインなど、時代に合わせた新しいサービスを次々と立ち上げてると同時に、若いベンチャー社長の面倒をみたり、ネパールの学校設立に助力したり・・・70を…