<ネタバレあります>
6年前に一度読んでるけど、先日、ブッククラブでこの英語版を読んでいる人たちと話したとき、ストーリーをほとんど覚えてなくて、もう一度読み返してみます。
6年前はこの本がここまで全世界で売れるとは予想していなかったけど、旅行先のあちこちの国の本屋で、このバターの箱みたいな本が平積みされてるのを見ました。何がそんなに世界中の人たちにアピールするんだろう?読んでるのは女性なのかな、男性も読むのかな。
6年前に読んだときは、ベースとなった事件の印象で頭がいっぱいになっていたからか、この小説の印象は「不思議、著者はこの人が犯罪を行っていないと本当に思ってるんだろうか」だった。死刑判決を受けている、連続殺人犯とみなされている人だ。今は前回よりはフラットな気持ちで読めるので、これはノンフィクションではない、この女性の人間らしい部分や、自分たちにもある共通の部分に初めて焦点をあてて創作されたすごく面白い小説だ、と思える。
今すぐ読みたいというときに一番早いのはKindleやAudible。Audibleに合ってますね、登場人物それぞれに特徴があるし、数が多すぎないので聞き分けができる。
「ちびくろサンボ」のバターと、婚活殺人の犯人が料理上手だったことを結びつける。 豊かな美味を追求するのは悪いことなのか?標準体重より軽いのにもっと痩せるべきなのか?あの事件の報道のなかで誰も触れなかったそういう部分を書いてみたいと思ったのかな。
”周囲の人たちを破滅させる女”、たしかにこういう迷惑かける自己中心な人っているけど、いちいちみんな破滅するわけじゃなくて、怒ったり逃げたりする人のほうが多いはず。私は迷惑ばかりかける人たちのほうに共感したり擁護したりするつもりは全然ないけど、その人たちがそうなってしまった状況や、自分も含めて多くの人がそうなりうるということには興味があります。
トゥールダルジャン、新宿のラーメン、焼き菓子、ニューヨークグリルのステーキ、七面鳥 などなど。聞いてるだけで胸焼けがしてくるけど、一口ずつ食べてみたい。若い頃なら全部腹いっぱい食べてみたかったし、よく家に人を呼んでた頃は七面鳥自分でも焼いてみたいと思っただろうし、でも今は自分の胃袋や体調に合った食べ物を選ぶことができる。食、大切ですよ。やせすぎないことも大切。誰かに見せるための自分でいることをすっぱり辞められれば、そんな悩みはすぐになくなると思うな。。。
