ジム・ロジャーズ「冒険投資家ジム・ロジャーズのストリート・スマート」541冊目

この人の本は、何冊読んでも痛快です。

この本は彼の個別の冒険でなく、いままでの人生総括なので、数冊読んだ後だと何度か見たことのあるエピソードもあります。

彼は頭脳の明晰さもすごいけど、ためらわずに自分を通せる強さ、明るさ、自己肯定感がすごいなぁ。アメリカ政府だろうがどこの国の官僚だろうが、実名で歯に衣着せぬ批判がたくさん出てきます。すべて冷静かつユーモラスで、鋭い。

私みたいに、自分を批判する人たちともできれば仲良くなりたいなどと甘いことを考えて、結局ずるずるになってしまうものとは、なんか根本的に出来が違うんだろうな…。

ジム・ロジャーズ先生、これからも師と仰がせていただきます。